治らない腰痛の原因は脳の錯覚から起こる錯覚腰痛かも、改善には腰みがき

3ヶ月以上続く腰痛の事を慢性腰痛といいます。その原因の一つに脳の錯覚から起こる錯覚腰痛があり、なかなか腰痛が治らない慢性腰痛の人に意外と多いといわれています。

腰痛患者を2万人以上治療してきた福島医科大学病院の大谷晃司先生によると、虫歯にならないように毎日歯みがきするのと同じように、腰痛の改善にも毎日腰みがき(痛みの元となる原因を取り除く簡単な運動)をすることが大切だといいます。

腰が痛そうな写真を見るだけで起こる錯覚腰痛

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愛知医科大学が行った実験によると、腰痛が無い11人はこれと同じような写真を見ても全員が何も感じなかったのに対して、腰痛持ち11人はこの写真を見ると全員が「腰が痛そう」などという不快感や実際に腰に痛みを感じたといいます。

過去に腰痛でツライ思いをした経験があり、それが恐怖の記憶として残っている場合、痛みの感じ方が鋭くなっているため腰が痛そうな写真を見るだけで脳が敏感に反応し、実際に腰に違和感や痛みを感じてしまうと考えられています。

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実際の痛みよりも強く感じてしまう錯覚腰痛

腰痛は痛みの刺激が電気信号として脳に伝わり脳が興奮状態になる事で起こります。

脳の前頭前野にはその興奮を沈め痛みの感覚を抑える部分があるのですが、慢性腰痛の人はその部分の体積が健康な人より少なく、機能が低下しているため、健康な人だと1の痛みにしか感じないものが、慢性腰痛の人は同じ痛みが50にも100にも感じてしまうといわれています。

腰痛治療で処方される意外な薬

抗うつ薬には鎮痛作用があり、慢性腰痛に直接効果がある事がわかっています。

慢性腰痛は痛みが続くことで精神状態が不安定になったり、家庭や会社のストレスなど精神的な理由が原因で痛みを感じやすくなっている場合があります。

精神的な理由が原因の腰痛は気分が前向きになると腰痛が改善される場合があるため抗うつ薬を処方する病院もあります。

1日5分2週間で腰痛の改善が期待できる腰みがきのやり方

腰と背中のストレッチ
①仰向けの状態で片方の膝を曲げ、両手で抱える
②膝を胸につけるように引き寄せ、5秒キープして元の位置に戻す

※これを1日に片足10回ずつ行う
※引き寄せたり戻す時に腰周りから背中を伸ばすイメージしてゆっくりと行う
※痛みがある場合は無理の無い範囲で行ってください。

太ももの裏側のストレッチ
①仰向けの状態で片方の膝を曲げ、両手を膝の裏に入れて抱える
②足が伸びるように膝を伸ばして5秒キープ(痛みが我慢できる程度)

※1日に左右10回ずつ行う
※痛みがある場合は無理の無い範囲で行ってください。

太ももは腰のすぐ下の筋肉なので腰周りの緊張が取れ腰痛改善が期待できます。

腹筋強化
①仰向けの状態で足を肩幅に開き、両手を太ももの上に乗せる
②アゴを引き、手をすべらせながら、床と背中の角度が30度~45度くらいになるまで上半身をゆっくり起こし、5秒キープする

※1日に10回行う
※上半身を起こすのがツライ場合は、起き上がろうとお腹に力を入れるだけでもOK
※痛みがある場合は無理の無い範囲で行ってください。

腹筋は腰をサポートしてくれる天然のコルセットになります。

背筋強化
①うつぶせになり、あごを引いて床から10cm上げ、5秒キープする

※1日に10回行う
※痛みがある場合は無理の無い範囲で行ってください。

腹筋と背筋をバランスよく鍛える事で、背骨をしっかり支えられるようになり痛みが出にくくなります。

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2016年7月31日 | カテゴリー:健康

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