血液検査の数値が正常でも油断できない「隠れ脂肪肝」、NASHになる危険性も

隠れ脂肪肝はアルコールの摂り過ぎではなく、主に食べ過ぎや運動不足、急激なダイエットが原因の脂肪肝。放置すると肝硬変や肝臓がんへ進行しやすいNASH(非アルコール性脂肪肝炎)になる危険性も。

隠れ脂肪肝の見分け方

  • AST < ALT

血液検査のASTとALTをチェックする。ALTが40を超えていたら脂肪肝の可能性が高いが正常値でも要注意。

正常な場合はASTのほうが高い数値になっているが、ALTのほうが高くなっていると脂肪肝が隠れている可能性が高い。ASTとALTが同じ数値の場合も少し注意が必要。

脂肪肝に活性酸素による酸化ストレスが加わるとNASHを発症すると考えられている。NASHは遺伝もあるため家族にNASHになった人がいる場合は特に要注意。

糖尿病の引き金にもなる脂肪肝

肝臓は糖の貯蔵庫でもあり、ご飯を食べると糖を一時的に蓄えてくれている。このおかげで血液中の糖の量は一定に保たれる。しかし脂肪肝だと糖を貯蔵する余裕がないため、食後、血液中に糖がいっぱいに。これが糖尿病の引き金になる。

脂肪肝予防法

食事

①タウリン
牡蠣やタコに豊富なタウリンは肝臓に溜まった脂肪を減らしてくれる

②緑茶
茶カテキンが脂肪燃焼効果を高める

運動

①無酸素運動
ソファーなどを使って立ったままで腕立て伏せでもOK。

無酸素運動は筋力トレーニング。筋トレをすると筋肉にダメージが加わり、そのダメージを修復させようと分泌される成長ホルモンが脂肪を分解してくれる。

②有酸素運動
無酸素運動で分解された脂肪を燃焼するのがウォーキングなどの有酸素運動。普段あまり階段を使わないという人はなるべく階段を利用するようにするだけでも脂肪肝予防に。

睡眠

昼間は脳が働かないといけないため糖をエネルギーにするモードになっている。夜の睡眠中は脳が少ししか糖を使わないため体全体として脂肪をエネルギーに使うモードに切り替わり、肝臓に溜まった脂肪が脂肪組織や筋肉、心臓で使われる。夜寝ている間は肝臓から脂肪が出やすいため夜更かしせず十分な睡眠を取る事が大切。睡眠は脂肪を分解するホルモンの分泌も促進する。

睡眠時無呼吸症候群も脂肪肝の原因に。睡眠中の無呼吸により低酸素状態になることで肝臓の脂肪化を促進させたり肝臓を硬くするホルモンが増加する。

脂肪肝ドックを受けられる病院

新百合ヶ丘総合病院
http://www.shinyuri-hospital.com/

脂肪肝ドックでは脂肪肝かどうかをチェックする腹部超音波検査、NASHや肝硬変の危険が潜んでいないかをチェックするMRエラストグラフィーでの検査が行われる。費用は3万5000円(保険適用外のため)

スポンサーリンク


スポンサーリンク


関連記事

2017年3月17日 | カテゴリー:健康

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

CAPTCHA


このページの先頭へ

イメージ画像