何気なくやってしまう行動が食中毒の原因に サルモネラ菌や加熱に強い種類の菌を拡散、増やさない予防対策法

夏は食中毒の発生件数が最も増える季節。夏バテなどで体力や免疫力が低下している時は、わずかな菌に感染しただけでも重症化する危険性があります。

卵をしっかり茹でていてもサルモネラ菌の食中毒に、サラダを作る時の注意点

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サルモネラ菌は牛・豚・鶏などの腸に存在する細菌で肉や卵に付着しています。

海外に旅行に行き卵入りサラダを作って食べた人がサルモネラ菌に感染してしまったケースがあります。調理前に手を洗い、卵をしっかり茹でていたとしても、茹でる前の卵を触った手でサラダにする野菜をちぎったりする事が原因で生野菜に菌が付着し、サルモネラ菌に感染する場合があるのです。

サルモネラ菌が人間の体内に入り潜伏期間を過ぎると激しい腹痛を引き起こし、下痢や嘔吐、発熱などの症状が伴うことがあり、翌日になっても痛みが強くなる場合もあります。

肉類に付着しているカンピロバクター菌の感染予防法

  • 加熱に弱い菌のためしっかり火を通す
  • 鶏肉を切った包丁やまな板は熱湯消毒

カンピロバクターは生焼けの鶏肉や鶏レバーに付着している可能性が高い菌。焼きすぎてパサパサになるのを気にするあまり、中までしっかり火が通っていない状態の鶏肉を食べてしまう事で感染するケースがあります。

鶏肉を切った調理器具でそのまま野菜を切ると野菜に菌が移る可能性があるため鶏肉を切った包丁やまな板は熱湯消毒することも大切です。

おにぎりから感染する危険がある黄色ブドウ球菌の予防法

  • おにぎりはラップで包んで握る
  • 海苔は別でラップに包んでおき、食べる直前に巻く

黄色ブドウ球菌は人間の手の平などに付着している食中毒菌。素手で握ったおにぎりに黄色ブドウ球菌が付いていた場合、6~7時間後には食中毒が発生する10万個まで菌が増殖します。

カレーから感染の危険がある加熱に強い菌の感染予防法

カレーを常温で長時間放置しない

じゃがいもに付着しているセレウス菌や玉ねぎに付着しているウェルシュ菌は加熱に強い種類の食中毒菌で加熱しても生き残ります。カレーを常温で長時間放置したり鍋ごと冷蔵庫に入れたりすると、全体が冷えるまで時間がかかるため菌が増殖してしまいます。

これが原因の食中毒を予防するには、根菜類はよく洗って皮を剥く事と、調理後すぐに保存用の容器に移して粗熱を取り、冷蔵庫に保存する事が有効です。

冷凍肉は常温で解凍しない

冷凍しておいた肉は解凍中にも菌が増えていきます。電子レンジを使って短時間で解凍する事で菌の増殖を防げるので食中毒の予防になります。

お弁当の食中毒予防ポイント

ご飯には梅干しを混ぜ込む

梅干しは抗菌作用があり触れているほかの食材を腐りにくくする効果がある。

おかずは生野菜とくっつけない

生野菜と塩分を含んだ温かいおかずと触れると、菌を増殖させる3つの条件、水分・栄養・温度がお弁当の中で揃ってしまう。

プチトマトのヘタは取る

プチトマトのヘタには食中毒菌が付着している可能性が高い。プチトマトをお弁当に入れる場合はヘタを取った後、軽く水洗いして水分を切った後に入れる。

揚げ物は食中毒になりにくい

揚げ物は100度を超える油で揚げ、調理がそこで終わるため菌が紛れ込むチャンスがあまり無い。ただし中心までしっかり加熱する。

食中毒菌に感染する危険がある場所

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冷蔵庫の扉など多くの人が触れる部分

冷蔵庫の扉は多くの人が触れる場所で、汚れた手や生の鶏肉などに触れた手で無意識に触っていたりする汚染されやすいエリアです。そこを触る事で料理に汚染を広げてしまう危険性があります。

対策としては、週に2回程度はアルコールで除菌・消毒するのが理想的です。

「冷蔵庫や冷凍庫に入れておけば安心」は間違い

食中毒の原因になる菌は、10℃以下でも増殖がゆっくりに、冷凍だと休眠状態になるだけで死滅するわけではありません。

常温で放置して菌を増やしてしまってからでは、冷蔵や冷凍しても菌は減りません。

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2016年7月8日 | カテゴリー:健康

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