PM2.5 冬に広がりやすく広島で基準値超え 発生の原因

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中国から飛んでくる有害物質”PM2.5”の濃度が昨日、広島県呉市で国の基準値を一時超えました。偏西風の影響で今後、日本列島にも広がることが予想されています。
←広島の空の様子。

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今週月曜の中国北京
空は白く霞み行き交う人の多くはマスクを付けている。
時には前に腕を伸ばすと手のひらが見えなくなることもあるほどの深刻化する中国大気汚染。

中でも懸念されているのがPM2.5の影響。
ぜんそく等を引き起こす危険性が指摘されている。

国立環境研究所は原因について次のように分析

中国ではもともと家庭ごとに暖房するのではなくて、地域の集中暖房という形で大規模なボイラーみたいな物で、石炭などを燃焼させて熱を得ている。そういう場所から大気中にいろいろな汚染物質が出ていることは事実だと思う。

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石炭や石油を燃やしている工場から出た煙に多く含まれるPM2.5。
求められるのは大気汚染への対策。対策として北京市が発表したのはガス発電施設。
こちらでガスを熱に変えて一部の家庭や企業に暖房が供給されます。

ここでは対策として石炭や石油からガスに切り替え、今年の冬から一部で稼動するといいます。

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PM2.5を含む微粒子の分布を予想したもの
量が多いことを示すオレンジの部分が中国大陸に広がっている
そして今日の午後にはレベルが低いものの、オレンジの次に多い黄色や緑の部分が
日本列島の一部にかかっていることが分かります。

冬にPM2.5が広がりやすいのは何故なのか

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夏の間は太平洋上に高気圧があり、上空の偏西風は北海道より北を吹いている

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しかし冬になると高気圧は弱まり、偏西風が日本列島の上空まで南下してきて、さらに偏西風自体も強くなるため、PM2.5が夏より冬に広がりやすいと言われている。

昨日、東京新宿のホテルで開かれた”大気保全ワークショップ”で東京都と中国北京市の環境対策の担当者が大気汚染に関して意見交換が行なわれた。
担当者は「今日の環境問題の原因は大変複雑であり、多面的な取り組みが求められる」とコメント。
大気汚染への対策は一筋縄ではいかない模様。どのようにPM2.5を防ぐのか対策が急がれます。


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2013年10月31日 | カテゴリー:未分類

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