ぶどうジュースやチョコで血圧を下げて血管の老化を防ぐ 減塩や薬以外の高血圧対策
高血圧とは
血圧とは血管にかかる圧力の事。心臓がギュっと縮み血液が出て行くときにかかる圧力が上の血圧、血液の勢いが緩まる時の圧力が下の血圧。
上が140、下が90以下が正常値。どちらか一方でも越えると高血圧と診断される。
高血圧の怖さ
高血圧自体には自覚症状がほとんど無いが、高血圧は放っておくと血管をどんどん硬くしていき血管年齢を高くする。そして突然脳出血や脳梗塞など血管が詰まる病気を起こしてしまう事からサイレントキラーと呼ばれている。
温かくなってくる今の時期は、温かくなってきたと思ったら急に寒くなったりと気温の上下が激しく、血圧を上げてしまう事があるため注意が必要。
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ツボ
高血圧の治療は降圧薬や減塩が一般的。しかし降圧薬は使えない人もいたり、減塩も気をつけても目標値を超えてしまい抑えるのがなかなか難しい。薬や減塩以外の対策としてはツボや飲み物でも高血圧の改善が期待できる方法がある。
ツボ(合谷)を押して血圧を下げる
- 片方5分ずつ
- 1日2回が目安
合谷(ごうこく)は人差し指と親指の間の三角形の部分にあるツボ。このツボを揉みほぐすと末梢の血管が開いて血流が改善されることで血圧が下がる。
ふくらはぎをパンパン叩いて血圧を下げる
- 両手の平でふくらはぎを下から上へパンパン叩く
- 1回5分を1日2回が目安
体の血液は重力の影響で大部分が下半身に集まっている。高血圧の人は血管が硬くなっているため特に下半身に溜まりやすい。ふくらはぎは血液を心臓へ送り返すポンプの役割をしているため、パンパン叩くことで血流が良くなり血圧が下がる。
※足に病気がある方は医師に相談して下さい
貧乏ゆすりもふくらはぎの筋肉を刺激して血液の循環を促すことができ血圧が下げるのに効果的。
ぶどうジュース
- 摂取量の目安は1日200cc
- ワインはアルコールによって血圧が上がってしまう
一酸化窒素が血管の組織の中に多く発生すると、血管が柔らかくなって広がり血流がよくなるため血圧が下がる。
一酸化窒素を発生させる飲み物の一つにぶどうジュースがある。ぶどうジュースに豊富に含まれるポリフェノールが一酸化窒素の発生を促進してくれるため、血圧を下げる効果が期待できる。
トマト
トマトに含まれるアミノ酸の1種のGABAに血圧を下げる効果の可能性が報告されている。そのGABAが1.5倍多く含まれるGABAリッチトマトという品種のトマトをトマトジュースで有名なカゴメが開発。現在一部の地域でテスト販売が行われている。
チョコレート
- 1日25gの高カカオチョコレート
チョコ1日25gを350人に4週間食べ続けてもらったところ9割の人に血圧の改善が見られたという実験結果がある。
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高血圧改善法紹介:東京女子医科大学日暮里クリニック・渡辺尚彦医師
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血管若返り2016年3月11日 | カテゴリー:健康