骨密度を上げる栄養を摂っていても骨折しやすくなる原因「高血糖と活性酸素」 による骨のサビつき
骨密度を上げる食事を心がけて骨密度を正常に保っていても骨折してしまう人が増えています。その原因と考えられているのは骨のサビつき。
骨の老化を進め骨をサビつかせる原因①「高血糖」
骨のサビつきとはいわゆる骨の糖化の事で、骨のコラーゲンの一部に糖分が付着し硬くなってしまう現象をいいます。しなる性質があり衝撃を吸収するコラーゲンがカチカチになる事で、骨密度が高くても折れやすい骨になってしまうのです。
骨に糖分が付着する原因の一つは高血糖。高血糖状態が長く続くと余った糖分が骨に付着し骨をサビつかせてしまいます。
骨の老化を進め骨をサビつかせる原因②「活性酸素」
骨に糖分がくっつく原因として、高血糖よりも多いといわれているのが活性酸素。
活性酸素は殺菌作用があり細菌やウイルスから体を守るなど良い働きをするために存在していますが、一定の量を超えて増えすぎてしまうと体のあちこちで悪い働きをし始めます。
皮膚に悪い働きをするとシミやシワの原因に、血管に悪い働きをすると動脈硬化の原因に。
骨に悪い働きをすると骨のコラーゲンを傷つけて糖分がくっつきやすくし、骨をサビつかせてしまうのです。
活性酸素を増やす原因
中高年以降の場合は生活習慣や食生活の乱れによって引き起こされる生活習慣病、高血圧や脂質異常症を患うと活性酸素が増えてしまう傾向があります。
高血圧と脂質異常症の予防改善には1日8000歩のウォーキングが良く、そのなかに早歩きなどの中強度の活動が20分含まれていると理想的といわれており活性酸素を減らすことに繋がります。
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2016年5月25日 | カテゴリー:健康