加熱で失われるスルフォラファンを茹でたブロッコリーから摂る方法
大根おろしと一緒にモグモグする
AGEは食事などで取り込んだ糖がたんぱく質と結合して体内に溜まります。スルフォラファンは糖とたんぱく質の結合を防いでくれるので体のなかでできてくるAGEを抑えることができます。
スルフォラファンはブロッコリーに含まれるグルコラファニンとミロシナーゼという成分が咀嚼中に合体すること生まれる成分です。合体して初めて糖とたんぱく質の結合をブロックします。
ところが、茹でたブロッコリーはミロシナーゼが加熱によって活性が無くなってしまい、いくら噛んでもスルフォラファンが生まれてきません。
ところが、大根おろしなどのミロシナーゼが含まれる食べ物と一緒に噛むとまた生まれてくるのです。ブロッコリーと一緒に食べるのはつらいかもしれませんがワサビやカラシにもミロシナーゼが含まれています。カラシだけつけて食べるのはつらそうですがカラシマヨネーズならいけそうです。
急激に血糖値を上げないことが糖化を防ぐ第一歩
血糖値の上昇を防ぐのに効果的な野菜ですが、野菜ジュースだと食物繊維が少なくなっているのと、ジュースの状態だと早く吸収されてしまうのでその分血糖値が上がりやすいそうです。急激に血糖値を上げないためには野菜をそのまま食べたほうがいいようです。
その他の抗糖化作用がある食べ物
- 青魚(EPA・DHA)
- オメガ3系の油
- 胡桃やアーモンドなどのナッツ類
- シソ・ミョウガ・ネギ・生姜などの薬味
食べ過ぎるとAGEが溜まって老化を進めてしまう糖は人間にとって貴重なエネルギー源です。全く摂らないようにすることはできないので溜まり過ぎないように予防策を立てることが大事です。老化や色々な病気を防ぐためにもスルフォラファンなどを積極的に毎日摂るように心がけたいですね。
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2017年11月17日 | カテゴリー:健康