冷え症改善の第一歩は深い呼吸 体温を上げ顔の冷え性や足先の冷えを改善するストレッチ方法
冷え性は血行が悪くなり体温が下がっている状態で、改善には着込むよりも血行を良くすることが有効。血行を良くする一番簡単な方法は深い呼吸。深い呼吸で体温を上げるストレッチ方法とは。
Contents
深い呼吸で体温を上げる方法①斜角筋を伸ばすストレッチ
冷え性の人は寒くて体が縮こまり、呼吸に必要な首や胸の筋肉が固まっている場合が多い。体が縮こまると、体温を上げるのに必要な深い呼吸ができなくなり体が温まらない。そのため深い呼吸で体温を上げるためには、縮こまった体を伸ばす必要がある。
深い呼吸をするためのストレッチ
①胸を張り軽く上を向いた状態で斜角筋の横に指を軽く当て、押しながら5秒間口で息を吸う。
②これを5回行う。
首にある斜角筋(しゃかくきん)という、呼吸をする時に肋骨を引き上げる筋肉が硬くなり、体を後ろに反れない人が多い。このストレッチをして斜角筋が伸びると、深い呼吸ができるようになるので血行が良くなり体温が上がりやすくなる。
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深い呼吸で体温を上げる方法②横隔膜を柔らかくするストレッチ
横隔膜が硬くなることが冷え性の原因の一つ
首以外に横隔膜も深い呼吸に欠かせない筋肉。人間の身体は横隔膜を上下させることによって呼吸している。体が縮こまると、横隔膜が硬くなり呼吸が浅くなってしまうため、深い呼吸をするには横隔膜を柔らかくする必要がある。
横隔膜を柔らかくするストレッチ方法
①片手を挙げ、横隔膜がある場所を意識しながら体を横に倒す
このストレッチをして体が柔らかくなると、呼吸が深くなり体温が上がりやすくなる。
足先の冷え改善に良いストレッチ
①足の指と手の指を組み合わせ、足先を足の甲側へ反らせていく(5秒間キープ)
②①と逆に土踏まず側へ反らせる(5秒間キープ)
③足の指と手の指に力を込めて、力比べのような事をする(5秒間)
①から③まで3回ずつ行う。
足指の血行が良くなると体温が上がる
現代人は足の指が開かない人が多く、開かない人に冷え性や下半身太りの人が多い。このストレッチを行うと血行が良くなり、靴下要らずでぽかぽかで寝ることができるという。
顔の冷え性を改善しむくみを取るストレッチ
①口を開けたり閉めたりしたときに動く、耳の上の側頭筋を押さえながら口を開ける(5秒間キープを3回行う)
②おでこの筋肉で眉を上に上げながら、逆に指で押し下げる(5秒間キープを3回行う)
②頬骨の付け根を指で押しながら大きく口を5秒間開ける(3回繰り返す)
足先や手先の冷え以外に見落とされがちなのが顔の冷え性。顔が冷えることによって血行が悪くなり、顔がむくむのも冷えの症状の一つ。
このストレッチを行うと、顔の筋肉が引き締まり血行が良くなる。
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冷え性改善ストレッチ考案者:姿勢研究家・兼子ただし(ストレッチ専門店SSS スリーエス運営)
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冷え性2016年1月22日 | カテゴリー:健康