うつ状態の改善には腸内環境を整える事が大切
心身の安定に関わる脳内物質が減り憂鬱な気分などになるうつ病。食生活と脳の関係について研究している功刀浩先生によると、うつ状態と食生活の間には密接な関係があるといいます。
功刀浩(くぬぎ ひろし)
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国立精神・神経医療研究センター・神経研究所 疾病研究第三部部長。
うつ病の人は腸内環境が乱れている人が多いという研究結果を世界に先駆けて発表した。
うつ状態の改善には腸内環境を整える事が大切
- 食生活の違いや食事の内容によってうつ病の発症リスクが変わる
- うつ病の人はビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の数が少ない
- 抗うつ薬とともにEPAを摂取するとうつ状態が軽減する
功刀先生などの研究によってうつ状態と食生活の間には密接な関係があることが明らかになってきています。実際に酷いうつ状態を適切な薬と腸内環境の改善によって克服した人もいます。
うつ状態を改善した食事メニュー
- 体が重くて何もやる気が起きない
- 疲労感が抜けず何をしても疲れてしまう
- 寝ても起きてもいつも疲れている感覚
- 抗うつ薬で一時的に症状が治まるが、すぐにまたうつ状態がぶりかえす
- とにかく消えたい、自分は生きる価値が無いという気持ちが頭から離れない
このような酷いうつ状態を適切な薬と食事の改善によって克服した人がいます。そのかたは暴飲暴食してしまう事が多く、その翌日にはほぼ必ずうつ状態になっていることに気付き、食生活を徹底的に見直したそうです。
発酵食品・食物繊維・大豆食品・EPA・DHAを多く含む青魚料理を毎食欠かさず食べるようにした結果、2週間で下痢が多かったお通じや肌荒れが徐々に改善、半年後にはうつ状態が劇的に少なくなったといいます。
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2016年8月17日 | カテゴリー:健康
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