怪しいがん治療 トラブルにならない見分けかた

国立がん研究センターの若尾文彦センター長が自由診療の問題点や怪しいがん治療を見分ける方法を語っていた。

自由診療の問題点

自由診療とは保険が適用されず全額自己負担の治療の事。具体的には免疫療法、遺伝子治療、高濃度ビタミンC療法などがある。

免疫療法について…免疫療法には免疫チェックポイント阻害剤や免疫抑制阻害剤という科学的に効果が確認されているものとそうでないものがある。中には免疫療法を名乗り効果があると宣伝し患者を誤解させる病院もある。

※免疫チェックポイント阻害剤(オプジーポ)…免疫細胞が自分の細胞を攻撃しないようストップをかける仕組みががん細胞にも備わっている。免疫チェックポイント阻害剤はそのストップをかけるところを阻害する薬。

高濃度ビタミンC療法について…ビタミンCを多く摂取する人はがん発症のリスクが低いと考えられるが人での研究はまだまだされていないためがんの治療に役立つか明らかではない。

若尾さんは手術、放射線、薬物療法といった専門学会が推奨していて科学的根拠があり保険が適用される標準治療が現在の医学で最善の治療だと言っています。

要注意ながん治療の誘い文句、トラブルを回避するポイント

・がん予防には○○がおすすめ!
・がんに効く脅威の○○
・がんが消えた!
・世界初の○○治療
・都内屈指の治療件数 ○○万例の投与実績!
・○○治療は抗がん剤より体の負担なし

国に認められていない治療法でこのような効果を謳っている場合は注意が必要なようです。

・がんが治る、消えるという文章
・保険が利かない自由診療
・多くの患者の成功体験談が載せられている

若尾さんは「この3つの要素全てが紹介されていたら怪しいと疑う必要がある」「がんが消えたという写真は同じ患者さんの写真ではないことがあったり、治療後の写真をがんが見えにくい写真にしていたりするため疑う必要がある」と言っています。

自由診療を始める前、「私の主治医と一緒に取り組んでくれますか?」「この治療法は科学的な方法で検証された研究ですか?」という質問をしたほうが良いそうです。自由診療の治療を受けるにしても標準治療を受けている主治医と良く相談することが大事だということです。

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2017年9月23日 | カテゴリー:健康

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