医学的に効果が認められたガーデニング健康法(園芸療法) 認知症予防、動脈硬化予防、ダイエット効果も

草花を育てたり、育てた花を見たり匂いを嗅いだりして楽しむガーデニングに認知症予防、動脈硬化予防、ダイエット効果などがある事が、医師たちが行った実験や研究でわかっています。

医学的に証明されたガーデニングの認知症予防効果

    脳梗塞で脳にダメージを受けた人達に花を見たり花の匂いを嗅いだりしてもらう実験を行ったところ、機能が衰えた脳の部位が活性化し、さらに機能が衰えた部分の代わりに別の部分の脳細胞が活性化した(東京農業大学の教授と金沢大学の教授達が行った共同実験)

医療の現場で行われるガーデニングは園芸療法と呼ばれ、認知症や生活習慣病の予防改善に役立てられています。

リハビリテーション西播磨病院が行っている園芸療法

草花の匂いを感じるプログラム
このプログラムは草花の香りで嗅覚を刺激する事で認知症で失われていく記憶を繋ぎとめる試み。

脳の匂いを感じる部分と記憶を司る部分は隣り合っているため匂いと記憶は強い結び付きがあるといわれています。

外でラベンダー摘み
日光を浴びる事で骨粗鬆症の予防や免疫力アップ効果があるビタミンDが合成される。

手浴(しゅよく)
お湯が入った洗面器にハーブや花をちぎって入れ、そこに手を入れる事で匂いと共に手や指先を刺激し脳を活性化する。

病院でこのようなガーデニングを週に1度行い、家庭でもガーデニングを行ったところ認知症の症状が改善され、家族の介護負担が減った人もいるといいます。

ガーデニング教室で起こった奇跡的な事例

  • 車椅子で来た人が帰る時には歩いていた
  • 片方の手があまり動かせなかった人が2年間で動くようになった

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2週間に1回のガーデニングで動脈硬化に関わる数値が改善

  • 平均年齢64歳の糖尿病患者7名に1時間半の園芸療法と15分のウォーキングを2週間に1回、6ヶ月間で12回行ったところ、動脈硬化を引き起こす血糖値の低下やコレステロールのLH比の改善、中性脂肪の減少効果があった
  • コレステロールや中性脂肪の減少に伴い、6ヶ月で体重が平均1.1kg減少、お腹周りが平均4.1cm減少した

※金沢クリニックと金沢大学が行った共同実験

草花を育てるために様々な作業が必要になるガーデニング作業は、腕立て伏せや腹筋運動と同等の運動量が得られるため、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の予防に役立つ効果があったと考えられています。

ガーデニング健康法を効果的に行うポイント

植物は種から育てる
人と触れ合ったり愛情を注いだりした時にオキシトシンという幸せホルモンが分泌され、免疫力がアップするといわれています。芽が出たり花が咲いた時にも愛情を感じオキシトシンが分泌されるので、種から育てる事でオキシトシンが分泌される機会が増え免疫力アップが期待できます。

両手をしっかり使う
握力が強い人は弱い人に比べて認知症や脳卒中になりにくい傾向があるので、両手をしっかり使う事を意識しながらガーデニングを行えば認知症の予防に繋がります。

毎日ジョウロを使って水やりをすることでも自然と握力が鍛えられます。時々手を持ち替えると均等に握力が鍛えられ効果的です。

なるべく道具を使う
ハサミなどの指先を動かす道具を使う事は認知症の予防に効果があるといわれています。

作業は朝に行う
太陽を浴びると体内時計が正常になり、快適な睡眠や体調の安定が期待できる。

植物を目に付く場所に置く
いつでも見える場所に置く事で成長を感じ、世話をする意識が芽生え、ガーデニングを長く続けられる。

育てやすい植物から始める
ガーデニングはまずは達成感を得る事が重要。レタスやサラダ菜などのキク科の植物が虫がつきにくく育てやすい。

膝や腰が悪い人は、椅子に座ってガーデニングを行っても十分効果が期待できます。

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2016年7月26日 | カテゴリー:健康

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