スキルス胃がんの名医・古河洋先生と胃がん腹腔鏡下手術の名医・福永哲先生の病院
スキルス胃がんの名医・古河洋先生の診察を受けられる病院
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近畿大学医学部付属病院・消化器外科専門医
(現在水曜日の診察担当)
http://www.med.kindai.ac.jp/huzoku/specialty_12.html
○スキルス胃がんの生存率を世界一に引き上げた
通常の胃がんは胃の壁の表面に発見されるため内視鏡によって早期発見が可能だが、スキルス胃がんは胃の壁の内側に発生するため内視鏡でも発見が難しい。しかも見つけたときには既に巨大化している事が多い。
古河先生はこれまで4000件以上の手術を手がけてきた胃がんの名医。なかでも手術で治す事が難しく5年生存率わずか10%台のスキルス胃がんの生存率を、放射線治療を使うことで世界一に引きあげた。
放射線治療は通常は動かない臓器に対して行うもの。胃は呼吸により常に上下に動くため、放射線を当てることが難しく正常な細胞まで破壊する危険があるため、胃がんに対して放射線治療を行うことは適切ではないとされていた。
そこで古河先生は胃の動きに合わせて放射線を放つ機械を製作。抗がん剤と胃の摘出手術では治すことが難しかったスキルス胃がんの生存率を大幅に引き上げた。
○スキルス胃がんを見分けるのが上手い
スキルス胃がんを見分けるには経験が必要で見慣れてない医者の場合見つからないことがあるが、古河先生は10年以上見続けた結果、微妙な色の違いやシワの太さで見分ける事ができるようになったといいます。
古河先生によると、スキルスを見逃さないためには経験豊富な医者が多くいるがん専門病院に行くしかないそうです。
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腹腔鏡下手術のスペシャリスト・福永哲先生の診察を受けられる病院
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順天堂大学医学部付属順天堂医院・消化器・低侵襲外科
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/teishinsyu/about/staff.html
※低侵襲医療・・・できる限り患者の体への影響を減らした治療法
○福永哲先生の手術の特徴
これまで2500人の命を救ってきた胃がんの名医。手術時間が早く、出血もないすごくきれいな手術をする。
福永哲先生が得意とするのは腹腔鏡下手術。他の病院では胃を全摘出が必要になる場合でも腹腔鏡下手術なら胃を残せる場合がある。
通常、腹腔鏡下手術は早期の胃がんに対して行われる事が多いが、福永先生の病院ではかなり進行した胃がんに対しても腹腔鏡下手術を行っている。これまで長い間症例を重ねながら、治療として成り立つように検証を繰り返した結果、進行した胃がんに対しても行えるようになったといいます。
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2016年10月11日 | カテゴリー:健康