サビ色、黄色、緑色の痰が出たら肺炎球菌性肺炎かも 予防には脾臓のマージナルゾーンB細胞が重要

肺炎球菌性肺炎とは

肺炎を引き起こす菌で最も多く、重症化しやすい肺炎球菌という細菌が肺に入って増殖し激しい炎症を起こす病気。肺炎の中で最も多く肺炎にかかった人の約25%は肺炎球菌性肺炎。インフルエンザが流行する時期は肺炎の中の50%に達する。
風邪と間違えて気付かずにいると肺の炎症を起こした部分が機能しなくなり、酸素と二酸化炭素の交換ができない危険な状況に陥る場合もある。

サビ色、黄色、緑色の痰に要注意


※実際のケースと異なる場合もあります

肺炎の症状の一つに発熱がありますが、免疫力が低下している方や高齢の方は高熱が出ない場合があります。ただの風邪かなと思っても痰の色がサビ色、黄色、緑色などの場合は注意が必要です。

脾臓でしか作られない免疫細胞が肺炎球菌性肺炎の予防に重要

マージナルゾーンB細胞という脾臓でしか作られない特別な免疫細胞が肺炎球菌の感染症に重要な役割を果たしています。肺炎球菌は普通の細菌と違い、細胞の表面にきょう膜という殻を持っているため白血球が敵だと認識できない非常に退治しにくい細菌です。マージナルゾーンB細胞は肺炎球菌を見つける事ができ、肺炎球菌の膜に目印(抗体)をつけて白血球が認識できるようにしてくれるのです。

これはマージナルゾーンB細胞にしかできないのですが、老化と共に脾臓が小さくなってくるとマージナルゾーンB細胞の数も減ってきて肺炎球菌から体を守る力も低下してしまいます。

再びこの力をアップさせてくれるのが肺炎球菌ワクチンです。65歳を過ぎたら一度は接種すると良いといわれますが、それより若くても糖尿病、呼吸器疾患、免疫疾患など免疫が落ちそうな持病がある場合は医師に相談すると良いそうです。

スポンサーリンク


関連記事

2017年12月2日 | カテゴリー:健康

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

CAPTCHA


このページの先頭へ

イメージ画像