急な息切れ・胸の痛み・2週間以上続く咳 肺がんの見逃されやすい前兆症状 タバコを吸わない人に多い肺腺がんとは

肺がんは進行が早いのが特徴で、血液に乗って脳や骨など他の部位に転移しやすい怖い病。有名人では愛川欣也、ジョニー大倉、梨本勝、勝野七菜美が肺がんで倒れた。肺がんはたばこが最大のリスク要因とされ、タバコを吸っている人がなるイメージがあるが、原因はタバコだけではない。

肺がんのリスクの目安・ブリンクマン指数

1日に吸う本数×吸っている年数

肺がんのリスクの目安とされているのはブリンクマン指数1日に吸う本数×吸っている年数=400以上だと、肺がんによって死亡する危険がかなり高くなる。

仮に1日20本を20年吸っていたら400になり、肺がん死の危険が高い。

原因はたばこだけじゃない 肺がんの見逃されやすい前兆①急な息切れ

息切れは、多くの人は年のせいにしてしまいがちで見逃されやすい。通勤の際の階段の上り下り、早歩きなどで、急に息切れするようになったり、息が上がるのが早くなった場合は、心肺機能が急激に低下している可能性があるため、年のせいだと決め付けず肺がんを疑って医療機関を受診したほうが良い。

肺がんはタバコを吸う人がなるというイメージから、タバコを吸ってないから大丈夫だろうと、この前兆を見逃しやすい。

肺がんの見逃されやすい前兆②急な胸の痛み・長く続く咳

もともと肺は痛みを感じないが、がんが大きくなり、肺の外側の膜・胸膜まで達した場合に急激な胸の痛みを感じる。

咳も肺の病気が発するシグナル。風邪などで咳が3~4日続く事はあるが、2週間以上続く事は無い。胸の痛みと咳が長く続く場合は、医師の診断を受けたほうが良い。

健康診断を受けていたのに・・・発見が遅れる理由

通常の健康診断ではエックス線写真で検査するが、エックス線写真では、肺がんがあっても肋骨や心臓などに隠れて見つからない事がある。

CT画像なら見つかるものが、エックス線写真では、ステージ4で骨まで転移する状態になるまで見つからない事も。

タバコを吸わない人に多い肺腺がん

自覚症状が出にくい

タバコを吸う人に多い肺がん・扁平上皮がんは、肺の入り口・気管支にできやすく、咳などの症状が出るため比較的発見されやすい。

タバコを吸わない人に多い肺腺がんは、肺の末梢にできやすく、咳などの自覚症状が出にくく、発見が遅れやすい。

肺がん最新治療・飲み薬でがんを治す

分子標的薬

肺がんが手術できるのはステージ2までで、ステージ3で見つかると手術ができない。早期発見しづらい肺がんは、見つかった時には進行しているケースが多く、患者の2割程度しか手術ができない。

手術できない場合に行う抗がん剤治療は、周囲の正常な細胞まで攻撃してしまう事が多く、体への負担が大きかった。2002年から肺がん治療に導入され始めた分子標的薬は、がん細胞だけを攻撃するため副作用が少なく、薬の効果があった場合、7割のがんが半分以下の大きさに。

多くの分子標的薬は保険が適用され、通院治療も可能。

湘南ベルマーレフットサルクラブの久光重貴選手も、ステージ3まで進んだ肺がんを分子標的薬で治療し、レントゲン上で見る限りではもうないだろうという状態にまで小さくなったという。

分子標的薬以上の効果も?免疫チェックポイント阻害剤

免疫チェックポイント阻害剤は、京都大学・本庶教授の発見から生まれた自分の免疫力でがん細胞と闘う薬。

がん細胞は免疫細胞と結びつき、その人の免疫力を低下させて増殖する。免疫チェックポイント阻害剤は、結びついていたがん細胞と免疫細胞を切り離し、再び免疫細胞が闘えるようにする薬で、副作用が少ない。

皮膚がんや肺がんにも有効性が認められている。

肺がん予防に良い食べ物 ※男性の非喫煙者

大豆イソフラボンを含む食べ物

男性の非喫煙者に限り、納豆など大豆イソフラボンを含む食べ物は、肺がん予防効果が期待できる。

関連:肺の病気の名医、大藤剛宏先生の診察・手術を受けられる病院

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2015年11月4日 | カテゴリー:健康

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