中村獅童さんに見つかった肺腺がん タバコをやめても20年は要注意
中村獅童さんに見つかった肺腺がんとは肺がんの中で一番多いタイプ。肺の末梢にできやすいため扁平上皮がんなどの肺の入り口にできるタイプと違って咳・血痰などの症状が出にくい。TOKIOの国文さんがつい最近中村獅童さんに会ったそうですが咳などは出てなかったという。
肺腺がんの特徴
- 女性に多い
- 症状が出にくい、あっても空咳
- 進行が遅い
- 喫煙との因果関係が薄い
要注意の人
- 喫煙者
- 40歳以上
- 近親にがん発症者
肺腺がんは喫煙との関係があまり無くタバコを吸わない人でもなるといわれるがタバコを吸ってる人のほうが2倍以上なりやすい。タバコの影響が強い扁平上皮がん・小細胞がんなどと比べると少ないというだけで全くタバコの影響がないわけではない。
タバコをやめても20年は要注意
タバコをやめてもタバコのリスクが完全に消えるのは20年かかる(吸ってから数十年後に影響が出てくる)。中村獅童さんは2年前に脳動脈瘤になってからはタバコを止め健康的な生活を心がけていたそうですが、それまで吸っていたタバコの影響が出てしまった可能性がありそうです。脳動脈瘤になってから毎年人間ドックを受けるようにしていたそうで、それが奇跡的な早期発見に繋がったようですね。
早期発見のためには見逃されるケースが多いレントゲンよりもCTスキャンでの肺がん検査。肺がんは遺伝もわずかながらあるため近親に発症者がいる場合や喫煙者などは肺がんの患者数が増えてくる50代よりも早めに検査したほうが良いということです。
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肺がん2017年5月20日 | カテゴリー:健康