鼻水くしゃみはレンコンの絞り汁、鼻づまりは足湯で改善される?
風邪の鼻水やくしゃみがれんこんの絞り汁で抑えられる仕組み
- 鼻の粘膜はウイルスが増殖しやすい環境、だからこそウイルスの侵入を防ごうと過剰に反応して鼻水やくしゃみが激しくなる
- れんこんに含まれるタンニンは鼻水やくしゃみなどの免疫の過剰反応を抑えてくれる
やり方は、れんこんをすりおろしてナプキンなどで絞った汁を綿棒に付けて患部に直接塗る。塗る回数の目安は朝昼夜の1日3回。花粉症にも効果があるそうです。
※鼻に塗る前に腕の内側などに塗ってみて痒みなどのアレルギー症状が出ないか確認して下さい
風邪の鼻づまりが足湯で改善される仕組み
- ウイルス感染や細菌感染を起こすと鼻の粘膜が腫れるため鼻から呼吸し辛くなる
- 足湯をすると血液の流れが良くなる事で粘膜の腫れがひいてきて呼吸が楽になる
ウイルスが鼻の粘膜に付着した時、白血球を少しでも多く集めてウイルスを退治しようとします。粘膜には毛細血管が多く走っており、ただでさえ細い毛細血管に白血球がたくさん集まる事で血管がぎゅうぎゅうの大渋滞に。そうすると粘膜の中がうっ血を起こして腫れてしまいます。その結果、空気の通り道が狭くなる事で鼻から呼吸し辛くなります。
うっ血は血液の流れが悪くなった状態です。
足湯をすると足の毛細血管が広がります。足は特に血管が長いため、足の毛細血管を広げて血流を良くする事で一気に全身の血流が良くなります。結果、鼻の血流も良くなり鼻づまりが解消されるという仕組みです。
時間の目安は42℃のお湯で15分間。すぐに足を拭き、靴下を穿いて保温すると効果的です。
足湯と同じく鼻の粘膜のうっ血を解消して鼻の通りを良くする効果があり、より即効性があるのが40℃前後のお湯で作った蒸しタオルで鼻を温める事。足湯はより根本的な解消法、蒸しタオルは今つらいという症状を一時的に緩和するのに役立つようです。蒸しタオルを当てることで鼻の中が加湿されウイルスが増殖しにくくもしてくれるそうです。
※鼻かぜ対処法を紹介していた医師・・・内野勝行さん(金町脳神経外科・耳鼻咽喉科院長)
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2018年1月11日 | カテゴリー:健康