肥満予防と美肌に「花豆」、腸内環境と血糖値改善に「菊芋」―医師500人が選んだ年末年始に摂りたい健康食材
医師500人に聞いた冬が旬で年末年始に摂りたい健康食材ベスト2
医師500人中392人が年末年始に摂りたいと回答した長野県の「花豆」
花豆は主に標高が高い寒冷地で栽培されている食材で長野県南佐久群南牧村が産地。この地域では年末年始によく食べられているという。食べ方は甘露煮や赤飯など。和菓子の餡にも使われている。初物の出荷が始まるのは12月ごろ。
鼻豆が選ばれた理由
「現代人に不足している栄養素を合理的に摂れる」「腸内細菌にも有用な食材だと思う」「成分が理想に近いと思う」などの理由。花豆の効果で特に注目は肥満予防と美肌効果。脂肪燃焼に役立つビタミンB1・B2が豊富で食べ過ぎてしまいがちな年末年始の肥満予防に役立つ。まだら模様の部分に豊富に含まれるアントシアニン(ポリフェノール)は抗酸化作用があり肌に良い。
花豆のその他の特徴
- 鉄分がほうれん草の3倍の5.4mg含まれている
- カロリーが大豆より約80kcal低い
- 脂質が大豆の1/8
食べる時の注意点
芯を残すと稀に食中毒の原因になる場合があるため水に長時間浸して芯を取り、しっかりと熱し煮た時に出る灰汁を必ずよくとる。食物繊維が豊富で一度に多く食べるとお腹がゆるくなるため食べすぎにも注意。
医師500人中323人が年末年始に摂りたいと回答した熊本県の「菊芋」
菊芋は熊本県阿蘇地方が産地の食材。天然のインスリンと呼ばれるイヌリンが含まれ糖尿病予防に良いことがこの地域の人たちにもよく知られている。11月中旬から3月が旬。
菊芋が選ばれた理由
「イヌリンはダイエット効果も期待できる」「親の血糖値が菊芋で下がった」などの理由。菊芋の効果で特に注目は腸内環境改善と血糖値の上昇を抑える効果。血糖値の急上昇によってインスリンが出過ぎると血管が傷付けられてしまうが、自然の食材で抑えると体にも良く、自然な形で代謝吸収が行われる。イヌリンは水溶性食物繊維のため便秘改善も期待できる。
出典:サタデープラス
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