寝ている時に咳が出る、ピンク色の泡のような痰が出るのは心不全が原因かも
咳は異物を外に出す反射なので身体にとって大切な防御機能ですが、心臓の病気によって出る場合もあるのでただの風邪だと思って放置すると危険です。普通の咳と何かの病気によって出る咳の違いとは。
心不全が原因で出る咳の特徴
- 起きている昼間は何事もなく生活できる
- 寝ると激しい咳が出る
- 風邪薬を飲んでも寝る時の咳が治まらない
- 息苦しく、痰がからむ咳
横になると咳が出て、起き上がると出なくなるのが心不全による咳の特徴です。それ以外に息が苦しくなる、喉が詰まるような感じがする、ピンク色の泡のような痰が出るなどの症状がある場合もただの風邪ではなく心不全の可能性があります。
風邪だと思って放置していたら心不全の状態だった、という事があるので思い当たる症状があったら医療機関の受診を。
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咳ぜんそくが原因で出る咳の特徴
- 季節の変わり目に出る
- ラーメンやうどんを食べた時
- お酒を飲んだとき
- 3週間以上痰が出ない咳が続く
ぜんそくは気管支に炎症が起きて狭くなる病気で、呼吸困難に陥るとともに激しい咳が出るのが特徴です。咳ぜんそくは症状がまだ軽い状態をいいます。
ぜんそくは子供がなるイメージですが最近では大人になってから急になる人が増えています。夏から秋への季節の変わり目に出る咳はぜんそくの前段階咳ぜんそくの可能性があるので要注意です。
夏から秋への季節の変わり目は気温や湿度が急に変わったり台風によって気圧が変わります。そういう空気を吸うことによって気管支に炎症が起き、咳が誘発されます。
ラーメンやうどんを食べた時、お酒を飲んだときに咳が出るのも典型的な咳ぜんそくの症状です。ラーメンは熱い湯気が気管支を刺激して、お酒は気管支をむくませて狭くなるため咳が出ます。
咳ぜんそくの人の30%は本当のぜんそくに発展するといわれています。痰が出ない咳が3週間以上長引く場合は咳ぜんそくの可能性があるため医療機関の受診を。
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2016年9月26日 | カテゴリー:健康