胸焼けが起こる逆流性食道炎以外の病気 のどが詰まる、口が開きづらいなど胸やけ以外の症状もあったら違う病気かも

日本人の約1300万人が悩んでいると言われている胸焼け。「ちょっとおかしいな」「なんか変だな」というような治らない胸焼け、ひどい胸焼けがある時には、胸焼けが起きる病気として一般的な逆流性食道炎ではなく、別の病気が原因の場合がある。胸焼けだと思う症状が実は心臓や腎臓の異常が原因で起こる場合も。胸やけに隠れた危険な病気とは。

発症者の9割が女性 ただの胸焼けと間違えやすい危険な病気①

全身性強皮症(ぜんしんせいきょうひしょう)の症状・サイン

  • 胸の奥がちりちりと焼けるように痛む胸焼け
  • 食べ物がのどに詰まる、お茶がないと飲み込めない時がある
  • 飲み込みづらく感じた後、必ず胸焼けが起こる
  • 寝ている時に目が覚めるほどの熱く激しい胸焼け
  • 食後以外でも度々胸焼けが起こる
  • 口が開きづらい
  • 顔や手の皮膚が硬くて突っ張っていてつまみにくい

胸焼けが起きる病気として代表的なのは、食道へ胃酸が逆流してきて食道に炎症が起きる逆流性食道炎。胸焼けがあり逆流性食道炎と診断されても、実は全身性強皮症が原因で胸焼けが起きていたケースがある。

全身性強皮症は全身の皮膚や筋肉が硬くなってしまう病気。免疫機能に異常が起き細胞を攻撃する自己免疫疾患の一種。攻撃されて傷ついた細胞が再生する時に、細胞と細胞を繋ぐコラーゲンが異常に増殖して全身の皮膚や筋肉が硬くなってしまう。

そのため口が開きづらい、顔や手の皮膚が硬くてつまみにくくなる。食べ物がのどに詰まる、飲み込みづらいのも、食道の筋肉が硬くなりぜん動運動ができなくなるため。

食道の筋肉が硬くなることにより、胃酸の逆流を防いでいる扉、墳門(ふんもん)も働かなくなり、ちょっとした体の動きで胃酸が逆流し、繰り返し酷く焼けるような痛みを伴う胸焼けを引き起こす。そのため通常の逆流性食道炎以上に食道の炎症が重症化する。

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ただの胸焼けと間違えやすい危険な病気②

狭心症

狭心症は心臓の血管が動脈硬化によって狭くなり血流量が低下。ちょっとした運動の後などに心臓の筋肉が酸欠状態になり、胸が締め付けられるような状態になる。

食道は心臓のすぐ真裏にあるため、心臓の痛みなのか食道の痛みなのか紛らわしい事がある。

狭心症と食道炎の見分け方

胸焼けが食道炎なのか狭心症なのかを見分け方るポイントは、胸焼けが起こるタイミング。逆流性食道炎の場合の胸焼けは、ほとんどの場合食後に起こる。脂っこいものを食べた後や食べすぎによって起きやすい。

狭心症の場合は、階段を上がるなどのちょっとした運動の後に胸が痛む数分で痛みが治まるのも特徴の一つ。特に高齢の場合で胸が痛む場合は狭心症を疑って注意する必要がある。

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2015年12月31日 | カテゴリー:健康

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