熱中症対策にはインターバル速歩と牛乳が良い 水分補給に最適な経口補水液の作り方
10日で熱中症になりにくい体を作る方法
インターバル速歩で汗をかきやすい体にする
人間は他の動物と違い汗をかく事で体温調節できる暑さに強い動物ですが、クーラーなどが発達し暑さに体を慣れさせない事が原因で汗をかきにくい体になっています。
血液量を増やすと汗をかきやすい体になることがわかっているので、足の筋肉を鍛えて血液量を増やす効果があるインターバル速歩が熱中症対策として有効といわれています。
インターバル速歩は早歩きとゆっくり歩きを交互に3分間ずつ行う運動の事。早歩きは息が弾む程度の速度で大股で歩き、ゆっくり歩きは周りを眺めながら散歩するくらいの速度で歩きます。
※目安は1日30分
※炎天下での運動は危険なので気温が低い朝や夕方に
※気温が低い日や雨の日は室内でスクワットするだけでもOK
牛乳を飲む
牛乳のタンパク質や糖質は肝臓の機能を高めて血液量を増やす効果があるので熱中症対策に有効といわれています。。飲むタイミングはインターバル速歩をした後の1時間以内に飲むと効果的です(飲む量は200ml)。
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熱中症対策に効果的な水分補給の仕方
- カフェインが含まれていない飲み物
- 5℃~15℃の水が好ましい
- 1回150ml~250mlをこまめに
緑茶より水で水分補給
緑茶には利尿作用があるカフェインが入っているので、飲みすぎると水分が尿として出てしまいます。
5℃~15℃の水で水分補給
氷水などの冷たすぎる飲み物は胃を収縮させるなど体に負担が生じます。5℃~15℃の冷たすぎない水が吸収率もよくクールダウンに効果的です。
一度に大量に飲んでも吸収が追いつかないため1回に150ml~250mlをこまめに飲むことが大切です。
汗を大量にかいた時や寝る前の水分補給に経口補水液
経口補水液は塩分などが入っていて普通の水より吸収されやすいので、汗を大量にかいたときや脱水状態になった時の水分補給に適しています。
【作り方】
水1ℓに対して砂糖20~40gと塩3gを入れてかき混ぜるだけでできます。これにレモン半個を加えると飲みやすくなり筋肉の動きを助けるカリウムも摂取できます。
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熱中症対策紹介:信州大学大学院・能勢博教授
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2016年7月10日 | カテゴリー:健康