腸内フローラの改善には善玉菌のエサ(食物繊維やオリゴ糖)と助っ人(乳酸菌やビフィズス菌)両方摂る必要あり ひどい便秘や血糖値が改善された方法
腸内フローラの改善はいろいろな病気の予防改善やダイエットに良いからと、発酵食品や食物繊維をしっかり摂ってるのにいまいち効果が無いと悩んでいる人も少なくない。そんな人は実は発酵食品か食物繊維のどちらかが十分に摂れていないからかもしれません。
たけしの家庭の医学によると、善玉菌を増やし腸内フローラを改善するには、善玉菌のエサ(食物繊維やオリゴ糖)と助っ人(乳酸菌やビフィズス菌)の両方をどちらかに偏らずしっかり摂らないと、善玉菌は増えず腸内フローラは改善されない場合があるとの事だった。
良い腸内フローラの条件は、善玉菌が悪玉菌よりも数が多く優位な状態にあること。
番組の検証に協力したひどい便秘や高血糖に悩む2人も食事に気をつけていると言っていたが、実は2人とも助っ人(発酵食品)が不足していたり、エサ(食物繊維・オリゴ糖)が不足していたため、善玉菌より悪玉菌のほうが多い悪い腸内フローラだった。
食事に気をつけているのに腸内環境が悪かったこの2人に、善玉菌のエサ(食物繊維やオリゴ糖)と助っ人(発酵食品)を両方たくさん摂れる食事を1週間摂ってもらう検証をたけしの家庭の医学が行った。
検証ルール
- エサ食材と助っ人食材の中から自由に選んで食べる
- エサ食材(食物繊維・オリゴ糖)は3食必ず摂る
- 助っ人食材(発酵食品)は夕食時に数種類摂る
・検証では毎食摂っていた
善玉菌の助っ人食材(発酵食品)
- ヨーグルト・乳酸菌飲料
- 甘酒・ピクルス
- 納豆・味噌・塩麹
- チーズ・キムチ
善玉菌のエサ食材
食物繊維
- 大根・にんじん
- 山芋・さつまいも
- 海藻・キノコ
- 大麦・こんにゃく
オリゴ糖
- ごぼう・アスパラ
- 玉ねぎ・とうもろこし
- バナナ・リンゴ
- 大豆・ハチミツ
検証結果
便秘歴30年・便通が週1回・薬を飲まないと出なかった人
便通が週1回しかなく薬を飲まないと出なかった人が、4日目から毎日出るようになった(8日目以降は不明)。悪玉菌の半分しかなかった善玉菌が、1週間実践した結果善玉菌のほうが多くなった。
太り気味・痩せにくい・糖尿病予備軍の人
1週間で体重が1.7kg減少、糖尿病予備軍だった血糖値が正常値に改善。しかし善玉菌が減り悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスは悪化してしまった。ただ、血糖値が改善されたため善玉菌自体は活性化していると考えられ、もう少し続けていくと善玉菌の数が増えてくるとの事だった。
・腸内細菌のバランスが60歳以上の人と同じだった鈴木奈々が健美腸体操で腸内環境改善&便秘解消
・大根のぬか漬け(植物性乳酸菌+食物繊維)を毎食食べるダイエットでお通じが改善
エサ食材と助っ人食材を選定した小林弘幸教授おすすめドリンク
腸内フローラ活性「ダイコンヨーグルトドリンク」
- ヨーグルト:200g
- 大根:50g(2cm厚の輪切りの半分が目安)
- はちみつ:お好みの量
①大根をすりおろす
②すりおろしたダイコンを汁ごとヨーグルトに入れる
③お好みではちみつを加え、よく混ぜ合わせたら出来上がり
ダイコンヨーグルトドリンクは助っ人食材とエサ食材の両方を手軽に摂取できるためおすすめだそうです。
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2016年1月13日 | カテゴリー:健康