かかとのカサカサやひび割れは「かかと水虫」の可能性あり、予防には1日1回足を洗うこと
かかとがカサカサになる原因は新陳代謝の衰えやかかとに重心がかかる歩き方などがありますが、夏なのにかかとがカサカサしている場合は「かかと水虫」の可能性があります。
水虫菌は足にできた傷から入り込みやすい
かかとは角質や傷ができやすい場所。そこから水虫菌が皮膚の深いところまで入り込んだのが「かかと水虫」です。
水虫は白癬菌というカビの一種が肌の角質層に寄生して起こり、痒みを伴うイメージですが、かゆみが出るのは初期の水虫で慢性的になるとかゆみが出にくくなってきます。
かかとのカサカサは水虫が慢性化する事でなる場合があるので痒みがなくてもかかとがカサカサしていたら水虫の可能性があります。そのまま放っておくとひび割れが悪化して痛みで歩けなくなることも。
ただのガサガサか水虫かを見分けるポイントは「足の皮膚が丸く剥けている」「2週間~1ヶ月クリームを塗ってもガサガサが改善しない」。
この2つのどちらかに当てはまるとかかと水虫の恐れがあります。
水虫菌は皮膚のかけらを食べて生き続けることができるので床の上でも生き続けることができます。そのため靴下をはかない夏は特に感染する可能性が高いので要注意です。
感染を防ぐ足の洗い方
- 足の裏や指の間、特に薬指と小指の間は念入りに
- 石鹸をよく泡立てて優しく洗う
- 爪の周りの溝は歯ブラシで優しくこする
→蒸れ易い薬指と小指の間から最初に感染することが多い
→ゴシゴシ洗うと傷ができる
→この部分に溜まり易い汚れが水虫菌のえさになる
洗った後は丁寧に拭いて保湿をすることも大切です。
水虫菌に感染しやすい場所
○銭湯やプールなどの足拭きマット
水虫菌はカビの一種のため高温多湿の環境を好みます。他には旅館の共有スリッパ、爪切り、ペットを経由して感染する事もあります。
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2016年8月29日 | カテゴリー:健康