緑茶3杯で赤ワイン2ℓ分の効果、日本が世界一長寿なワケ
和食と長寿の関係について研究している都築毅准教授が、体に良い赤ワインをよく飲んでいるフランス人(世界平均寿命9位)や、ヨーグルトをよく食べているブルガリア人(世界平均寿命80位)より長寿な理由を語った。
都築毅
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東北大学大学院 農学研究科 准教授
2013年に安藤百福賞・発明発見奨励賞を受賞
和食にはワインやヨーグルトの代わりになるものがある
緑茶がワインの代わりに
- 日本食には赤ワインやヨーグルトに代わる体に良い食材がたくさんあり、長寿に必要な要素が数多く含まれている
- 赤ワインのポリフェノールであるレスベラトロールに遜色ない効果を持つのが緑茶のポリフェノールであるカテキン
- 緑茶に含まれるカテキンの量は、同量の赤ワインの同様の効果を持つ赤ワインのポリフェノールと比べた場合、約100倍もある
赤ワインではポリフェノールの効果を得ようとした場合2ℓ飲む必要があるが、緑茶なら毎食後の1杯で十分カテキンの効果が得られるという。
味噌や醤油などの発酵食品がヨーグルトの代わりに
- 味噌や醤油などの発酵食品はヨーグルトの乳酸菌に近い効果がある
- 味噌・醤油・漬物の乳酸菌は植物性の乳酸菌でヨーグルトよりも腸に届きやすい
和食には乳酸菌以外にも体に良い菌がたくさん。血液をサラサラにする効果がある納豆菌、ストレス緩和効果がある酢の酢酸菌、高血圧予防効果がある味噌の麹菌など。都築准教授によると、和食を食べれば海外の真似をする必要はないそうです。
出典:フルタチさん
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2017年1月9日 | カテゴリー:健康
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