低気圧によって起こりやすくなる脳卒中や心臓発作を予防する栄養素
脳卒中や心臓発作を引き起こすなど、気圧が体に及ぼす影響が次々と発表されています。これからの低気圧の日が多い梅雨の時期は、色々な病気や症状が悪化しやすい時期でもあるので特に注意が必要です。
低気圧によって起きる脳卒中の予防対策法
脳内出血と大気圧の関係を調べた研究で、低気圧の時は脳の血管が切れて出血する人が多いという結果が出ています(ヘブライ大学ハダサー医療センターの研究)
低気圧によって体にかかる圧力が減ると血管が拡張して脳の血管を流れる血液量が増えます。イメージ的には膨らんでパンパンの血管に大量の血液が流れる状態が脳の血管で起き、脳卒中のリスクが上がると考えられているのです。
全ての原因が低気圧ではないですが高齢者や脳梗塞などの経験がある人は低気圧の日が多い梅雨の時期は特に注意が必要です。
減塩で予防
あまり丈夫な血管ではない部分に大量の血液が流れると危険です。血液の中の塩分が増えると水分と結びついて血液量が増えるので、塩の代わりに酢を使うなど減塩する事が気圧の変化による脳卒中の予防になります。
※高血圧や糖尿病など基礎疾患がある方は食事の予防法だけでなく医師の診察を
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低気圧が心臓発作の原因に
低気圧によって血管が拡張すると血液量が増えます。すると心臓が全身に送らなければならない血液量が増え心臓に大きな負担がかかり、狭心症や心筋梗塞などから起こる心臓発作のリスクが高まるのです。
心臓発作を予防する栄養素
- オメガ3脂肪酸
- ラクトトリペプチド
- 魚肉ペプチド
→青魚、アマニ油など
→味噌などの発酵食品類
→魚類
心臓の負担を減らすには血流を改善する事。
魚肉ペプチドとラクトトリペプチドは血圧を上げる成分の働きをブロックして血圧を下げる効果が期待できる栄養素、オメガ3脂肪酸は中性脂肪を減少させ血流を改善する効果が期待できる栄養素です。
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2016年6月2日 | カテゴリー:健康