風邪や癌の予防に効果的 免疫力をアップさせるファイトケミカルスープの作り方
冬の寒さから身を守り、免疫力をグンと上げ、インフルエンザや花粉症、風邪予防にもなるファイトケミカル。ファイトケミカルは主に野菜や果物に含まれる成分で、抗酸化作用、免疫力アップ、癌抑制作用があります。
ファイトケミカルって?
ファイトが”植物”ケミカルが”物”で植物由来の成分の事。
トマトのリコピン、ワインのポリフェノール、緑茶のカテキン。
これらが全部ファイトケミカルなんです。
真夏の紫外線をはじめ、さまざまな外敵から身を守るために植物が自ら作り出した色素、辛み、苦味などの成分で特に皮に多く含まれています。
そんなファイトケミカルを効率的に摂取するには、野菜をスープにすること。スープにするといっても4種類の野菜を切って20分間煮込むだけでOK。
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火を通しても大丈夫?
熱に弱くて火を通すと栄養素が壊れてしまうものもありますよね。
スープにしても壊れないのか心配です。
でもファイトケミカルは熱に強いものがほとんどで、体内に吸収するには植物の細胞壁を加熱によって壊しスープに溶け出させるのが最も有効な方法です。
ファイトケミカルスープの食材は?
使う野菜はおなじみの4つの野菜「キャベツ」「タマネギ」「ニンジン」「かぼちゃ」
これら4つの野菜にはファイトケミカルがギッシリ詰まっています。
- ニンジンのファイトケミカル
- カボチャのファイトケミカル
- キャベツのファイトケミカル
- タマネギのファイトケミカル
α-カロテンの抗酸化作用で発ガンを予防
β-カロテンの抗酸化作用で発ガンを予防、免疫細胞活性化
β-カロテンの抗酸化作用で発ガンを予防、免疫細胞活性化
ファイトケミカルの効果でカボチャのビタミンCは煮ても壊れない
グルコシノレートが発ガン物質を無毒化 がんを予防
心筋梗塞、脳梗塞の予防
イソアリインが抗酸化作用で発ガンを予防
ケルセチンがガン細胞の誘導や増殖を抑制
免疫力アップのためにはファイトケミカルスープの作り方に2つのポイントが
- ニンジンとカボチャは皮ごと使う
- 沸騰したら弱火で20分煮る
ニンジンとカボチャは皮の部分にファイトケミカルが多く含まれている
ファイトケミカルが野菜から溶け出し煮崩れもしないちょうどいい時間
手順はたったこれだけ!ファイトケミカルスープのレシピ
①キャベツ、タマネギ、皮ごとのにんじんとかぼちゃを各100gずつ、食べやすい大きさに切る
②鍋に切った野菜を入れ、野菜が隠れるくらいの水を入れる(だいたい1ℓ)
③蓋をして強火で沸騰させる
④調味料は入れなくてOK
⑤沸騰したら弱火で20分煮る
調味料が入っていないので味がほとんどないです。
野菜の甘みを味わうスープといった感じです。
塩コショウをしてみたりおもちを入れても良さそうですね。
一日にどれくらい飲むといい?
1回200mlを朝に1杯、夜に2杯飲むと効果的。
野菜がたくさん入っていて野菜を先に食べる事で満足感が出てきますので
ダイエット効果も期待できそうです。
この4種類の野菜じゃないとだめ?
時期によってはこれらの野菜の価格が高騰していることがあります。
そのような時には次のように代用できます。
キャベツ⇒ブロッコリー、白菜、小松菜
タマネギ⇒長ねぎ
ニンジン⇒セロリ
カボチャ⇒ズッキーニ
冷凍するとパワーアップ!
ファイトケミカルスープは冷凍しておいても大丈夫。
冷凍すると解凍したときにファイトケミカルがより溶け出して
パワーアップして飲む事ができます。
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