コーヒー、エノキ茸、ブナシメジががん予防に良い がん治療歴40年の医師ががん予防に効果があると勧めている食べ物
現役の腫瘍内科医、水上治医師ががん予防に効果があると勧めている食べ物や、人間ドックで受けたほうが良いがん検査。
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健康増進クリニック・水上治(みずかみ おさむ)
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腫瘍内科医として40年間がん治療に取り組んでいる。がんに関する数々の本を執筆し、著書「難しいことはわかりませんが、がんにならない方法を教えてください」が医療本として異例の3万部のベストセラーになっている。
がん予防に最も効果がある飲み物はコーヒー
コーヒーに含まれるクロロゲン酸などの抗酸化作用によってがんの発生を抑えられる。がんの予防以外にも心臓や脳の血管の炎症を抑える効果もあり心臓や脳の病気で亡くなるリスクが2割減ると考えられている。
摂り方はホットでもアイスでもどんな摂り方でもOK。インスタントや缶コーヒーでも良い。
毎日2杯以上飲むと予防が期待できるがん
- 乳がん
- 子宮がん
- 大腸がん
毎日3杯以上飲むと予防が期待できるがん
- 口腔がん
- 咽頭がん
- 肝臓がん
胃がんには野菜ジュース
胃がんの原因はピロリ菌や塩分の摂り過ぎ。
野菜に多く含まれるカリウムに腎臓から塩分を排泄する働きがあるため、野菜ジュースを飲むことで塩分の弊害を減らすことができる。
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水上治医師の一番のおすすめはエノキ茸とブナシメジ
- ニンニク
- ブロッコリースプラウト
- エノキ茸
- ブナシメジ
がん予防に一番良い飲み物はコーヒーだが食べ物ではこの4つが効果的で、中でもキノコにはβグルカンという免疫力を高める成分が含まれているため、エノキ茸とブナシメジが特におすすめだという。
キノコの効果的な食べ方
キノコに含まれるがんの予防に有効な成分は茹でると逃げてしまうため焼いたり炒めて食べるのが効果的。
小太りぽっちゃり体型が一番がんになりにくい
小太りぽっちゃり体型はBMI(肥満指数)が25くらいの人。BMIが25くらいの人は痩せている人よりも免疫力が高くがんになりにくいというデータが多い。
BMI25の身長と体重の目安
- 155cm:60kg
- 160cm:64kg
- 165cm:68kg
- 170cm:70kg
- 175cm:77kg
- 180cm:81kg
水上医師がおすすめしている3つのがん検査
腹部超音波
肝臓・腎臓・胆のう・すい臓・膀胱・前立腺まで、女性の場合は卵巣から子宮にかけてまでの内臓にできるがんを早期に発見できる可能性が高い。
胸部CT
初期の肺がんや食道がんを見つけられることがある。
大腸内視鏡検査
早期のがんや見つけづらい部分の大腸がんを発見しやすい。
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がん2016年7月3日 | カテゴリー:健康