熱中症と間違いやすい夏血栓
夏血栓とは汗をかき水分不足に陥る事で血液がドロドロになり固まってしまうという夏特有の血栓です。
熱中症の初期症状には倦怠感・めまい・汗を大量にかく・食欲低下などがありますが、夏血栓でもこのような症状が現れるため熱中症と間違いやすいといいます。
夏血栓がきっかけで脳梗塞などが引き起こされる危険があるため血栓症特有の症状を見逃さないことが大切です。
脳梗塞の場合は「真っ直ぐ歩けない・手や足が動かしづらい・ろれつが回らない」等の症状が、心筋梗塞の場合は「胸に圧迫感・足のむくみ」など、肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)は「息苦しさ・胸の痛み」など。
熱中症の症状のほかにこのような血栓症特有の症状があったら手遅れにならないように医療機関を受診することが大切だといいます。
夏血栓に要注意な人
- 糖尿病
- 高血圧
- 喫煙
- 水分をあまり摂らない
- 炎天下でお酒を飲む
実際に夏血栓を発症した人の症状
・発症数日前
何だかだるい、足が上手く動かない、いつもは躓かないような小さな段差で躓いた
・発症当日
手が上手く動かない、ヨロヨロして真っ直ぐ歩けない
真っ直ぐ歩けなくなった段階で病院へ行くと脳梗塞を発症していた。医者からは原因は夏血栓だといわれたという。
予防には経口補水液
夏血栓の原因となるドロドロ血の解消には水分補給が大切。
目安は1日1.5ℓ。一気に飲まず1時間ごとにコップ1杯を目安に飲むと夏血栓の予防に良いそうです。
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2017年8月11日 | カテゴリー:健康