血管を若返らせる物質・NO(一酸化窒素)をたくさん分泌させる体操

内皮細胞を保護すれば血管を若返らせる事ができる

内皮細胞とは3層構造になっている血管の一番内側の部分のこと(血液が流れている場所)。血管年齢を高くする動脈硬化の原因に加齢や高血圧などがあるが、内皮細胞障害が原因として一番重要と考えられている。

内皮細胞は加齢や喫煙などが原因で障害を受けて傷つくと血管が拡張しにくくなる上、傷ついた場所から白血球やコレステロールが侵入し、ここから動脈硬化が進んでいく。

内皮細胞が血管を若返らせる物質・NO(一酸化窒素)を分泌する

NOの働き

  • 血管の筋肉を柔らかく広げ血流をスムーズにする
  • 血栓の発生を抑える
  • 血液の成分が血管内に入るのを防ぐ
  • 傷ついた内皮細胞を修復する

NOとは内皮細胞が分泌する物質で血管の拡張・収縮機能に深く関与している。

内皮細胞がNOを分泌すると、内皮細胞の内側にある筋肉細胞が血管を広げて柔らかくしてくれたり、傷ついた内皮細胞を修復するなどの働きがあるため、ある程度動脈硬化が進んでしまってもNOを増やせば若返らせる可能性があると注目されている。

塩分を溜め込みやすくなる閉経期高血圧の予防効果

閉経期高血圧とは、腎臓の働きを活性化する働きがある女性ホルモンが閉経によって減少し、塩分をうまく排出できない状態になることが原因で起きる高血圧。

NOは腎臓に働き塩分を排出しやすくする働きがあるため、高血圧になりやすい閉経後の女性でもNOをしっかり分泌させれば腎臓機能がアップし塩分を排出できるようになる。

NOを増やす運動

内皮細胞は血流が多くなると刺激を受けてNOをたくさん出すため、血流を多くするような運動をするとNOが増えてくる。歩く時もなるべく歩幅を広くしたり早歩きすると発生しやすい。

ゾンビ体操にもNOを発生させる効果があるらしい。

関連:池谷血管若返りメソッドで紫吹淳とばぁやの血管が大きく若返る

かかと上下体操

no1

立った状態でリズミカルにかかとを上下させる(目安は朝晩30回ずつ)

※転ばないように椅子の背もたれなどに手をかけて行う

かかと上下体操は第2の心臓といわれるふくらはぎの筋肉を刺激する体操。ふくらはぎの筋肉が収縮すると血流が多く心臓に戻されNOが多く出る。

血管ストレッチ

①足を肩幅に開いて立ち、息を吸いながら両腕を上に伸ばす
→両手を開いて伸ばし、かかとを上げて足先もしっかり伸ばす

②3秒キープしたら両手を下ろしてリラックス

これを3回繰り返す

入浴で深部体温を1℃上げる

自分が快適だと感じる温度(41℃程度)のお湯に10分程度肩まで浸かると深部体温を1℃上げることができる。

身体の中の温度、深部体温を1℃上げると血流量が増えNOが多く分泌される。

※顔に汗が出てきたら深部体温が1℃上がった目印
※入浴後は必ず水分補給する

血管しごき

医学博士の井上正康さんが提唱、自身も実践しているというNOを発生させる方法。

・手
両手の平を組んで指を締め付け、片方の手を引き抜く
これを痛気持ちいいくらいの力加減で、左右2~3回ずつ行う

・腕
手首をぎゅっと掴み、タオルを絞るときのような感じで肩に向かってしごいていく
わきの下を掘り起こすように刺激する

・頭
手の平をこめかみに押し付け、痛気持ちいくらいの強さでぐりぐりとしごく
空いた時間に好きなだけ行う

・頭
百柄という万能のツボがある頭のてっぺんに両手を置いて痛気持ちいくらいの強さでごしごしとしごく
空いた時間に好きなだけ行う

・顔
額、眉、頬、顎など顔全体(目以外)をしごく

これは3分でできるショートバージョン。井上さんは20年前から足などもしごく15分のフルバージョンを起きた直後に行っているという。そのおかげか血管年齢が実年齢より24歳も若い。

高齢の方や持病がある方は医師に相談してから行ってください

NOを増やす食べ物飲み物

ビーツ

ビーツはサトウダイコンの仲間の野菜。
ビーツに含まれる硝酸塩(NO3)は良くかんで食べると唾液と反応して変化を始め、最終的に胃の中で一酸化窒素NOに変化する。

赤い色素はベタシアニンというポリフェノールの一種で強い抗酸化作用がある。

ぶどうジュース

ぶどうジュースに豊富に含まれるポリフェノールにNOの発生を促進する効果がある。

参考:ぶどうジュースで血圧を下げて血管の老化を防ぐ 減塩や薬以外の高血圧対策

NOが多いかを調べる検査方法

FMD検査

no2

NOが多いかどうかは、一気に血流を流した時の動脈の拡張度を調べる血管内皮機能評価(FMD検査)という検査で調べられる。

FMD値が6%以上あると正常。NOが少ないと血管があまり広がらないため、正常値以下の場合はNOが少ない可能性がある。

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2016年3月31日 | カテゴリー:健康

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