すぐ怒る、体が熱い、物が捨てられないのは男性更年期障害による症状かも、予防効果が期待できる男性ホルモンの分泌を促す食べ物
男性更年期障害は男性ホルモンの減少が原因で昔に比べてすぐ怒るようになったり不安を感じやすくなるなどの特徴があります。男性更年期障害は治療すれば治る可能性が高い病気なので変化を見逃さず早期発見する事が大切です。
Contents
すぐ怒るようになった
更年期になると男性ホルモンが減ることで自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると怒りの原因物質であるアドレナリンが大量に分泌されます。男性ホルモンは交感神経の暴走を抑える働きがあるので、中高年になって男性ホルモンの低下とともに、今までは怒らなかった事ですぐ怒るようになったりした場合は男性更年期障害による症状と考えられます。
普通の怒りと見分けるポイントは以前は平気だった事に対して怒るようになったかどうか。のんびりした性格であまり怒らないような人でも更年期でアドレナリンが多く分泌され、すぐ怒るようになる人もいます。
怒りを鎮める方法
血圧を上げないためにも怒りをコントロールすることが大切です。
怒りの感情はイラっとしてから6秒間が一番強いので、「別の場所を見る」「別のことを考える」などしてその間を乗り切るのが良いといわれています。
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体が熱い、クーラーが効いているのに火照りが収まらない
男性ホルモンが減ってくると脳の体温を調節する部分が誤作動を起こすので、お風呂やサウナに入った後のような火照りを感じたりします。
異常に体が熱い、クーラーを最低温度にしていても火照りが収まらない、脂汗みたいなドロっとした汗をかいていたという人もいるのでクーラーがきいた部屋で汗をかいていたら要注意です。
普通の火照りと見分けるポイントは、中高年になって急に火照りを感じるようになった場合や、火照りがうつや不安など精神的な症状や他の更年期の症状と重なって出てきた場合は男性更年期障害による症状と考えられます。
物が捨てられない、慣れていることで緊張するようになった
男性ホルモンは脳の扁桃体から出される不安物質を抑制する働きがあるので男性ホルモンが減少すると不安を感じやすくなります。
その結果、不安で物が捨てられなくなったり、今まで緊張しなかったことで緊張するようになる場合があります。
男性更年期障害の治療法
男性ホルモンが低くて症状が出ている場合は、泌尿器科などで注射で男性ホルモンを注射する治療が一般的です。
症状が強い場合は漢方薬で治療することもあります。
男性更年期障害の予防効果が期待できる男性ホルモンの分泌を促す食べ物
- ビーフジャーキー・牡蠣の亜鉛
- スイカの白い部分に多いシトルリン
- とろろのムチン
- 羊の肉ジンギスカンのカルニチン
- ナッツのアルギニン
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テストステロン減少症、男性更年期障害2016年8月19日 | カテゴリー:健康