血管の拍動が低下すると認知症になりやすい 予防改善にピーナッツの薄皮に含まれるレスベラトロール
脳のゴミとかシミとか色々な言われ方をするアミロイドβですが、ピーナッツの薄皮を食べれば血管の拍動が強くなり排出されやすくなる可能性があるらしいですね。血管の拍動が衰えるとアミロイドβの排出が悪くなるそうで、その血管の拍動を助けてくれるのがピーナッツの薄皮に含まれるレスベラトロールという栄養素なのだそうです。
血管の拍動と認知症の関係
- 血管がしっかり拍動していると脳に溜まったアミロイドβが脳の外に押し流され、最終的に体の外に排出される
- 血管の拍動が低下すると脳血管性認知症になりやすい
- 脳血管性認知症はアルツハイマー型認知症と合併する事が多いため、血管の拍動の低下は2つの認知症を招く危険性がある
血管の拍動を低下させるのは運動不足などの生活習慣の乱れによる動脈硬化の促進が最大の原因。運動不足にならないような生活をすることが血管の拍動を維持しアミロイドβを脳の外に捨てる力を維持することに繋がるといいます。
皮付きピーナッツと運動でアミロイドβ排出力がアップする可能性
レスベラトロールをどれくらい摂取すればアミロイドβ排出力がアップするのかはわかっていません。
血液中のアミロイドβの量が少ない(うまく排出できていない)女性2人に、1日10~15粒の皮付きピーナッツと1日10分のウォーキングを5日間行ってもらったところ、1人は2日目に血液中のアミロイドβの量が約4倍に、もう一人は5日目に約4倍に増えたという実験結果は出ているようです。
血液中のアミロイドβの量が増えたということは排出力がアップしたということ。皮付きピーナッツ1日10~15粒程度摂取+ウォーキングを続ければ認知症予防に繋がる可能性があるようです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
認知症2017年7月12日 | カテゴリー:健康