氷水で抽出した水だし緑茶を寝る前に飲むと不眠にならない
不眠症患者を40年以上治療してきた古河良彦さんによると、水だし緑茶を寝る前に飲むと睡眠の質が上がり不眠症改善に繋がるという。
テアニンが不眠症改善に良い
- 緑茶に含まれるテアニンを摂取すると脳がリラックスしていることを示すα波が増える
- テアニンを摂取することで寝付きやすくなり、睡眠途中で目が覚める時間を減少したり、朝起きた時のリフレッシュ感が増加する可能性がある
布団に入って2時間程度寝付けない入眠障害(軽い不眠)、朝起きるまでに2回以上目を覚ましてしまう中途覚醒、起きる予定の時間よりも2時間以上早く目が覚めてしまい、1回起きたらずっと目が覚めてしまう早朝覚醒。この3つの症状のどれでも週に2回以上ある状態が1ヶ月以上続けば不眠症という事になる。
寝る1時間前に水だし緑茶を1杯飲むと不眠にならない
- テアニンは0.5℃の水で抽出されるため氷水で淹れるのが理想
- 氷水で淹れるとカフェインがほとんど抽出されない
氷水を使い冷蔵庫で2~3時間じっくり抽出するのがポイント。
古河先生によると、寝る1時間前に水だし緑茶を1杯飲むと不眠にならないという。
カテキンも低い温度ほど多く抽出されるそうなので他にも色々な効果が期待できそうです。
睡眠負債の返済にも役立つ?
睡眠負債とは睡眠不足が解消されず蓄積される状態の事。睡眠時間が6時間以下の場合にわずかな睡眠不足がすこしずつ蓄積されていき、脳の集中力や判断力などが低下、特に6時間睡眠は注意力などが低下していてもその影響を自覚できないといいます。
睡眠負債が増えない睡眠時間は20~50代で7~8時間程度。普段の睡眠時間が6時間以下の場合でも少し延ばせばすこしずつ負債が返済されていくといいます。水だし緑茶は寝つきやすくなるということなので睡眠負債の返済にも役立ちそうですね。
※必要な睡眠時間は加齢によって減っていくので高齢者は7~8時間にこだわらなくて良い
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