【舌がん】舌に痛みが無い白い出来物、味覚がおかしい、つるつるてかてか、舌に現れる病気のサイン
健康な舌は全体的に淡い赤色で、ところどころにポツポツした突起がみられますが、舌は血管が多く血液の循環が非常に良いため、体のどこかに異常がある時や栄養不足が舌にサインとなって現れる事があります。
舌に現れる問題ないサインと重大な病気のサインとは。
痛みは特になく少し膨らんで硬く感じる白い出来物
舌がん
- 「る」を発音しづらい
- 味覚が鈍くなる
- 白い出来物が舌の裏側にまで広がる
舌がんの発症者は50代以降に多く、喫煙やお酒の飲みすぎが原因といわれている。ただの口内炎と初期の舌がんは見た目がよく似ていて、口内炎と思い込み発見が遅れる人が多いため、舌がんを含む口腔がんは死亡率が高い。
舌がんの特徴
- 中央が少し盛り上がっている
- 硬くて痛みが無い
- 出来物が1~2週間経っても治らない
触ると痛みがあり、柔らかく中央が凹んでいる白い出来物は一般的な口内炎で、口の中を噛んだり硬いものが擦れたりする等の刺激が原因で起こる炎症。
痛みは特に無く少し膨らんで硬く感じる白い出来物が舌がん。放置し舌の内部にまで広がっていき、呂律が回らない、味覚が鈍くなる、歯みがきしても口臭が強いなどの症状が出てくる前に発見したい。なかなか治らない出来物があったらすぐに口腔内科を受診しよう。
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舌がまだらにただれている
ビタミンB・C不足
舌がところどころただれたような感じで皮が剥けていたら、ビタミンB・Cが不足しているサイン。野菜や魚介類を食べないなどで栄養が不足していると、ただれて皮が剥ける場合がある。
緑黄色野菜をしっかり摂りバランスの良い食事を心がける事で改善される。
舌がつるつる、てかりがある・すぐに検査が必要
鉄欠乏性貧血
舌の表面は乳頭という小さな突起で覆われているが、貧血などによって血流が低下すると、乳頭まで栄養や酸素が届かずしぼんでしまう。その結果、表面が平らになりツルツルしててかりが出てくる。
危険なのはこの貧血が体のどこかで出血している場合があること。すぐに内科などを受診する必要がある。
認知症
認知症になる前に舌が光って見える状態になる場合がお年寄りに多い。舌の表面が変化しており味覚の異常が起きているケースもある。周りが気付いた場合には検査をしたほうが良い。
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がん2015年12月4日 | カテゴリー:健康