とろろ(長芋)をするとき酢を使うとかゆくなったり痛くならない
長芋をする時、手がかゆくなったり痛くなったりするのは中に入っているシュウ酸カルシウムの結晶が刺さるからなのですが、シュウ酸カルシウムは酢で溶かすことができます。
使う酢の量は水1ℓに小さじ1杯でOK。
この水に長芋をつけて、持つところの皮を剥かないでするとかゆみや痛みを無くすことができます。この水で手を濡らしてからすり始めてもOK。
とろろは手がかゆくなるからと避けるかたもいるかもですが、このような色々な働きが。
・血糖値の急上昇を抑える
・胃を温めてくれる
・食べ物を消化しやすくする(ジアスターゼの働き)
・水分が多いため消化しづらい食物繊維が多い食べ物の消化を助けてくれる
・足の腱や軟骨を強くする働きによって足腰の老化防止、つまづきを予防(グリカンの働き)
・大腸がん予防効果(ジオスゲニンの働き)
・アミロイドβを減らす働きによってアルツハイマー型認知症を予防(ジオスゲニンの働き)
※ジアスターゼの効果は加熱すると失われる
上の5つは長芋、下の2つは自然薯の効果です。下2つはまだマウスでの実験段階です。
このように色々な効果があるのですが、すりかたによっては栄養素が無駄になってしまう場合があります。
栄養素を無駄にしないためには、目の細かいおろし金でする事と、するスピードも大切です。
目が細かいほうが長芋の細胞が潰れて成分が出やすくなります。しかし酸化すると栄養素が失われてしまうため、食べる直前により速くする事が大切です。すったものをしばらく置いておかないほうが良いということです。
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2018年7月23日 | カテゴリー:生活