ヒアリの上陸を予言した人 次はツマアカスズメバチとブラジルサシガメが来るかも
2年前にヒアリの上陸を予言した五箇公一さんが、ヒアリよりも怖いというツマアカスズメバチとブラジルサシガメが定着するかもと予想しています。
※五箇公一(ごか こういち)・・・国立環境研究所 農学博士 環境省からの要請で日本に迫る外来生物を研究
ツマアカスズメバチ
- アジア全体に分布
- 体調2~3cm
- 全体に黒っぽく腹部の先端が赤褐色
- 在来種より攻撃性が強く執拗に人を襲う
ツマアカスズメバチはインドネシア、ジャワ島、中国に住んでいるスズメバチ。韓国に侵入して全く駆除が追いつかずどんどん数を増やしている。
日本では2013年に韓国に近い長崎県対馬市で発見されたが本土ではまだ定着していないと思われている。2015年に北九州市の雑木林でも巣が発見されたがすぐに駆除し、それからは見つかっていないため根絶したと判断されている。
ブラジルサシガメ
- 中南米(ブラジル)に住むカメムシの一種
- 体長約2.5cm
- 頭部が黒っぽく腹部が茶色
五箇所さんが一番警戒しているのがこのブラジルサシガメだという。
人を刺して血を吸い、吸った後に糞をする。刺されて痛いと思ってこすったりした時に、糞の中にいる病原虫が刺された傷口から入りシャーガス病を引き起こす場合がある。
シャーガス病の初期症状は発熱・下痢などが現れる。やがて心臓などで増殖すると心臓肥大が起きて最終的には心臓が破裂してしまう。血液にいる病原虫のため輸血でも人から人へ感染する恐れが。ブラジルサシガメが日本に入ってこなくても観光客などによってシャーガス病が入ってくる恐れがある。
ヒアリに刺された時の対処法
- ヒアリに刺された時はすぐに水で傷口を洗う
- 症状は個人差があり重症の場合倒れる危険もあるので単独行動せずにすぐ病院へ行く
刺されると痛みやかゆみが出るが掻いたらだめ。傷口にばい菌が入って二次感染する。五箇さんは症状が軽くてかゆみ程度なら市販の虫刺されの薬を塗っても大丈夫と言っていた。
出典:今でしょ講座
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2017年8月2日 | カテゴリー:生活