1日大さじ1杯のお酢で高血圧や糖尿病を改善!健康フルーツ酢の作り方
なんとなく体に良いイメージがあるお酢。最近の研究で血圧や血糖値を下げたり、脂肪を燃焼するダイエット効果など、驚くほど沢山の健康効果がある食べ物だという事がわかってきました。
研究でわかっているデメリットとしては毎日続けなければ数値が戻ってしまうことですが、沢山飲む必要はなくて1日大さじ1杯だけで十分。誰でも簡単に作る事ができて、酢が苦手な人や子供でも飲むことができる健康フルーツ酢なんてものもあります。
Contents
お酢に含まれる酢酸が体に良い
いろいろな種類があるお酢ですが、含まれている酢酸の濃度はほぼ変わりません。毎日大さじ1杯のお酢を毎日継続して摂ることで生活習慣病の予防・改善に繋がります。
血圧を下げる効果
高血圧ぎみの人を対象に、毎日大さじ一杯のお酢を2ヶ月取り続けてもらった研究で、最高血圧が10以上も低くなった人もいました。
コレステロールと中性脂肪を下げる
毎日大さじ1杯のお酢を摂り続けた人は、総コレステロールや中性脂肪の値が飲みはじめた直後から大きく低下。
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内臓脂肪減少
毎日大さじ1杯のお酢を14週間摂り続けた実験では、お酢を飲み始める前に比べ平均4.9%も内臓脂肪が減少。
血糖値の上昇を抑える
様々な健康効果があるお酢は、糖尿病の治療現場でも活用されています。患者に対してお酢を毎日大さじ1杯とるよう指導している糖尿病の専門医もいます。
食後の血糖値の変化を調べた実験でも、白米とお酢を一緒に摂ったほうが、お酢を摂らず白米だけを食べた時よりも血糖値の上昇が抑えられることがわかっています。ご飯を食べる時にお酢を使った料理も取り入れることで、食べ物が腸に行く時間が遅くなるので、糖の吸収がゆっくりになって血糖値の急上昇を防いでくれます。
血糖値の急上昇が繰り返されると血管がダメージを受け動脈硬化が促進されます。お酢には血糖値の上昇を抑えて血管を守る効果もあったのです。
お酢のちょい足し法
「キャベツの即席漬け」
キャベツなどの野菜を食べやすい大きさにし、お酢大さじ2杯と塩昆布を入れて強く揉むと1~2分で即席漬けが完成。肉料理など脂っこい物を食べる時におすすめです。「牛乳にちょい足し」
牛乳200ccにお酢大さじ1杯入れればヨーグルトドリンクのような味わいに。カシス酢でもやったことがありますが酢のにおいもしなくなって飲むヨーグルトみたいになります。「納豆にちょい足し」
納豆に醤油代わりに大さじ1杯のお酢をかける。ネバネバが増えて美味しくなり減塩にもなる食べ方です。酢が苦手な人や子供でも飲むことができる健康フルーツ酢の作り方
材料
- 穀物酢・・・200ml
- ハチミツ・・・200g
- 好きなフルーツ・・・100g
①酢とハチミツを瓶に入れてしっかりかき混ぜる
②オレンジ、バナナ、りんごなど大きい果物は小さくカット、小さいブルーベリーやイチゴなどはそのまま入れる
③冷蔵庫で1週間寝かせる(1日1回瓶を振って良く混ぜる)
④漬け込んだフルーツが小さくなり、酢が色付いたら完成(完成したら漬けた果物は取り除く)
飲むときは5倍程度に薄めて飲む。取り除いた果物はヨーグルトと一緒に食べる事ができる。
オススメな果物
酢と相性が良く、ビタミンcが多いキウイや、老化防止に役立つアントシアニンが多く含まれるイチゴやブルーベリーがおすすめ。
フルーツ酢を考えたミツカンのメニュー開発課の方は、酢を黒酢、ハチミツを黒糖、フルーツをバナナで作った黒バナナ酢が一番オススメだそうです。
健康フルーツ酢はビタミンCをいっぱい摂れる
ビタミンCはたくさん摂ることで、コラーゲンの生成がアップするなど美肌効果があるが、ビタミンCは空気中の酸素などで分解され効果が弱まってしまう。酢にはビタミンcを包み込んで酸素を遮断する働きがあるので、果物から溶け出したビタミンCは吸収されるまで分解されない。
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2015年8月10日 | カテゴリー:健康