柚子の苦味成分ノミリンに脂肪燃焼、食欲抑制効果
さわやかな香りが特徴の名脇役柚子に、ダイエットに役立つ成分ノミリンが含まれている事が、今月の肥満学会で発表された。肥満学会では毎年、太りにくい食べ物など肥満に関する研究発表が行われている。
柚子に含まれる成分「ノミリン」に脂肪燃焼、食欲抑制効果
ゆずに含まれているノミリンとは、皮などを食べたときに感じる柑橘類特有の苦味成分の事。
ノミリンを摂取すると、消費エネルギーが増える事で脂肪燃焼が促進され、腸に働きかけインクレチンというホルモンを出させる。
インクレチンは食欲を抑えたり、インスリンの分泌を促し血糖値を下げる作用がある。糖尿病治療の薬にも使われていたが、ノミリンが腸に作用するとインクレチンを出させる事がわかった。
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ノミリンを効率的に摂る食べ方
皮を食べる
ノミリンは柚子の種にたくさん入っているが、皮や実にも含まれている。柚子の皮や実は苦味があるが、この苦味が脂肪燃焼効果があるノミリン。香り付けで添えられている刻んだ柚子を食べると効率よく摂取できる。
味噌汁に刻んで入れてみたり、納豆などと一緒に食べても良い。
加熱したショウガは脂肪燃焼を助ける
生のしょうがに多く含まれる成分ジンゲロールは、加熱するとジンゲロンとショウガオールという成分に変化する。
ジンゲロンには脂肪分解を促進する働き、ショウガオールには体を芯から温める効果があり、代謝アップに繋がる。
生のショウガは殺菌作用と免疫力アップ効果があるが、加熱したショウガは、脂肪分解+代謝アップ効果によって、脂肪燃焼の手助けをしてくれる。
脂肪を分解しただけでは痩せない
脂肪は分解して燃焼させる事で減る
加熱したしょうがを食べると脂肪が分解されやすくなるが、燃やさないでただ分解しただけでは脂肪はなくならない。ポイントは柚子やショウガを食べた後に有酸素運動する事。脂肪分解が促進され燃焼しやすくなっているので、7、8分歩くだけでも脂肪燃焼効果が期待できる。
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